· 北京筆記本 忍者ブログ
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北京から帰ってきましたが、がんばって細々と続けます。 よろしくお願いいたします。
2024年11月24日 (Sun)
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2013年01月25日 (Fri)
去年12月より私の二胡の先生は、


24歳、中国音楽学院で宋飛さんの弟子だった、
大学出たての彼です(後ろ姿、隠し撮り^^;)!
新街口の店の横を入った胡同の一室がレッスン室。
今、若い人は楽団は給料が安くて嫌がるようで・・・
ここ、蘇州科韻二胡の北京代理店で働きながら、演奏活動やレッスンしてます。
二胡の世界も日々変わっているから、
話を聞いてて、へぇ~~~ってこと結構あります。
しばらく他のことで忙しく、おさぼりだった二胡のレッスン(-_-)
!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )b頑張ります!!
ただレッスンの時・・・・
「この練習曲つまんないよ~京劇風にアレンジしちゃえ!」
なんて勝手に変えちゃったり、
江南出身の彼は江南の曲を弾き始めると自ら陶酔して
止まらない~(; ̄ー ̄A あの・・・私をお忘れなく・・

彼とはなんと、10月の上海国際楽器展で出会いました。
もともと新街口で顔見知りだったのが・・・・
科韻二胡のブースでばったり!!
「あれあれ??何やってんの~??こんなところで・・・」
「科韻二胡のオーナーとは同郷だから手伝いに来てるんだよー」って・・・。



科韻の二胡製作師李玉貴氏は、若干30代で
すでに数々の賞を受賞し、天才とうたわれているそう・・・
ここの二胡には斬新な刻印がされていたり、
鄧建棟氏と一緒に開発したオリジナル滑り止めが
貼られていたり・・・ちょっと違います。
鄧建棟氏モデル二胡試し弾き
 
 
そして人工皮二胡や、水晶二胡(アクリル二胡)、水晶琵琶、水晶琴・・・
新しいものに対しても積極的で、
実は私は最近ここでも人工皮二胡を作ってもらいました。
(店頭ではまだ売られていません、これは楽器展でのサンプル)

もうすでに上海の楽団の人たちからの注文が絶えず
1カ月以上待たされました。
皮を張るのに何回も何回も音色を試しては、やり直すそうです。
上海でもお会いしたんだけど・・・
工房の人工皮制作者は、特許も取っていて、いわば人工皮二胡の先駆者ですね。
こちらはお店に飾ってる水晶琴↓




民族楽器も変わって当たり前、
特に私個人としては、今後環境のためには
人工皮二胡は絶対に必要と思っています。
中国の人は、あと30年はニシキヘビ皮は心配ないというけど
じゃあそのあと二胡はどうなるの??⇒

     

それから・・
友だちの董さんの店に寄って・・・
彼女の店は、北京で唯一彼女の親友である王小迪氏の弓を置いてる店、
私も彼女に王氏を紹介してもらいました。
新街口に来たら必ず寄ってついつい長居してしまいます。

何種類もの二胡弦が所狭しと・・・・
大体中国の愛好家は、昔からの安ーい弦で弾いてます。

これらは↓高級弦。店ではほとんど売れないそうだけど
主に息子さんがタオバオで売るみたい・・・。

今やこの新街口でもタオバオに店持ってないところはほとんどないです。
中芸科技とファンファンは同じ会社、でも・・・
弦研究者朱鳳良氏の奥さんの名前を取って作ったのがファンファンなんだって~
董さんの店は新しいドイツOTTO社の金獅子弦の代理店になったということで、
意外にも紅龍よりちょっと安い・・・・\(~o~)/

私は民族楽器の知識は少なく、この日は彼女の解説で
いろんな楽器で遊ばせてもらいました。

お高ーい龍の彫刻のインド小葉紫檀二胡を拝んで、



中胡や・・・(下のはひょうたんでできた雲南の民族楽器フルス)

板胡や・・・

同じ板胡でもこれ↓は評劇(唐山あたりの劇)で使う板胡だって・・・
中国五大劇(ほかは京劇、越劇、黄梅劇、豫劇)のひとつ、深すぎるね・・・

高胡弾いて遊んで・・・



こちらは京劇になくてはならない三点セット↑京胡、京二胡↓月琴(真ん中)
       
楽しかった=*^-^*=♪


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2013年01月23日 (Wed)
昨日の北京は・・・
なのに今日は・・・☆<( ̄□ ̄;)>☆
   これうちのマスクコレクション!!これでv(*'-'*)oォヶォヶ♪と思ったら・・・
(これは新型インフルエンザの時の備えのものだったんだけど・・・)

この空気中の有害物質には市販のどんなマスクも無意味だって|||(-_-;)||||
そういえば、中には毒ガス用みたいなすごいマスクしてる人も見かけるな・・・
思い返せば北京では、天安門事件・サーズ・去年の反日デモなど
いろいろ修羅場?を経験したけど・・・
今回この空気汚染、かなり深刻、中には北京は滅びる・・・
なんて書き込みなんかも見かける・・・

でもここは、多くの中国人がそう信じているように
「山に囲まれ水に恵まれ、気が充満するところ」を
最高の立地とする風水思想が選んだ場所、
パワースポットの極致とも言える場所。
この空気汚染はもはや世界中の知るところとなっているのだから、
首都というメンツにかけても
いい方向に向かって行く努力をしてほしいと祈るばかりです。

     

マスクで思い出したけど・・・・ 先日、北京に戻る機内で・・・
「お客様の中にお医者さまはいらっしゃいませんか???
機内で重病人が出ました!!!」w( ̄Д ̄;)wという緊急なアナウンス。
みんなザワザワし始め、やっと一人、以前医者だったという若い女性が・・・
その重病人は私たちの斜め後ろの60代くらいの中国人の女性。
息も絶え絶え・・・酸素マスクもしたけど、
嘔吐もひどく、あ~苦しそうで見ていられない・・・
スタッフもかかりきり・・・
とにかく、とにかくなんとか早く無事に着いて!!という思い。
到着後は「すぐに救急隊が入り、重病人を先に下ろしますので
お客様は立ち上がらず、座ったままでお待ちください!!」とアナウンス。
4、5人の救急隊が慌てた様子で入ってきたので様子をうかがってると
後ろから聞こえてくるのは・・・
「没事、没事(大丈夫、なんでもない)!」とおばさん。
救急隊の人、(● ̄  ̄●)ボォ----
え???( ̄▽ ̄;)!!なんでもないって???
そのおばさんはすっかり元気に笑顔さえ浮かべていたのでした・・・
ただの乗り物酔いでしたΣ( ̄ε ̄;|||・・・ジャンジャン!!

必要以上に?大げさなのと、
日本人のように迷惑を考えてぐっと我慢しちゃうのと・・・・
これもまた国民性の違いですかね(´ ▽`).。o♪♪ ,
乗客はほとんど中国の人だったけど、
これがまた、特にこのことを人騒がせとも迷惑とも
何とも思ってない様子で
こういうところもまた、おおらかでいいね(笑)

2013年01月21日 (Mon)
長く北京に住んでてもあんまり積極的に聴きに行かなかった
民族楽器のコンサートだけど
日本に帰ったら行けなくなると思うと、
最近では少なくとも月に2~3回は行くようにしています。
昨日聴きに行ったのは、中国広播(放送)民族楽団の新春演奏会。
(なんでまだ中国のお正月は来てないのに新春か??と思うけど
きっと春節はみんな田舎に帰ったり、
ゆっくり家族団欒を楽しんだりするので先にやっちゃうんでしょうか?)
北京にはほかに有名な中国民族楽団があり、
周恩来の指示によってつくられた政府直属で歴史は52年。
この中国広播民族楽団は60数年の歴史を持った国家級の民族楽団。
掃いて捨てるほどある中国の民族楽団の中で
この二つの楽団は超一流でしょう。
※日本語で紹介されています 
中国放送民族楽団


会場は国家大劇院音楽ホール

総勢100名近く

この日のプログラム
なんとこういうコンサートにはめずらしいJAYの菊花台が・・・
といっても楽団のプライドにかけて普通に演奏されるはずがなく
民族オーケストラをバックに主にチェロが主旋律、
二胡が高音のパートを弾くという演奏で・・・・
あれ?この曲はやっぱり二胡よりチェロ演奏の方が
ずっと素敵と思ってしまったのでした(^_^;)


    

ところで・・・いつものように双眼鏡でしっかり見ていた私は発見しましたヾ(;´▽`A``

北京は特に乾燥しているので二胡の先っぽの飾りのところ(弯頭)が
ちょっとの衝撃ですぐ取れたりするんだけど
(現在私の二胡も取れてしまってます・・・

それは接着剤で付ければいいし、飾りだからまったく音には関係ないんだけど
なんだかないと見映えも悪いしバランスが悪いような感じで
ちょっと気持ち悪い・・・・
でもこの楽団の30人の二胡奏者の中の3人が
取れたままで演奏してた~~~=( ̄□ ̄;)⇒
まさか・・・そういう先っぽのない種類の二胡では?と思って
しっかり見たけどやはり・・・・
超一流の楽団の二胡奏者でも、やっぱり中国の人はアバウト~
日本人の二胡に対する研究熱心なところや細やかさを知ったら
ビックリしてひっくり返るかもね~(笑)
といってもそういう適当なところも含めて
演奏の最後には、観客はみんな立ち上がり、拍手喝采とともに
京劇みたいに一斉に「好(ハォ)!!」「好(ハォ)!!」という声が響き渡るところ
大大好きです

   




2013年01月20日 (Sun)
帰国したものの大変忙しく移動も多かったりして、
日本では二胡には全く触らず・・・・

北京に戻り久しぶりに二胡を弾くと・・・・
「げっ!!こんな音だった??私の二胡??」
何とかしなきゃと思い、とりあえず弦を換えると・・・
(弦のせいではないんだけど・・・)
しっくりとはこないけど、なんだか新しい二胡みたいに新鮮な感じ?!
そして心機一転とちょっと弾いただけで、指に食い込むような弦のあとが痛い(ノ_・、)
また振り出しに戻り、一から出直しの感じです・・・
さぼらず真面目にやらないとね・・・

二胡の弦と言えば・・・
最近中国で出回りはじめたこれまで知るなかで一番高い弦・・・
       
その名もGOLDEN LION 金獅子
これはドイツのotto musicaいうバイオリンなどを扱うメーカーのもの。
台湾や北京・上海にはバイオリンショップがあるものの
日本にはないみたい。
中国のバイオリン人口を考えると中国進出は当然とも言えます。
ピラストロ紅龍・トマスティックに次ぐヨーロッパ製造の二胡弦としての地位を
確立しようとしているのでしょう?!
とりあえず一つ買ってみたので、来週辺り試してみようと思います・・・
値段からするとかなり期待

そういえば私も昔バイオリン習ったことありました~(^_^;)
大学を出て働いてるころ、知り合いに頼まれて
バイオリンのコンクールに出る小学生のピアノ伴奏をしていたことがあり・・・・
その子がコンクールのために弾いていた曲は
「ビバルディ バイオリン協奏曲 イ短調」
バイオリンをする人ならばだれでも一度は弾く曲です。
うちには父の古いバイオリンがあり・・・・
その曲にあこがれ、その曲を弾くことを目指して習い始めたのでした。
結果は・・・・何とか苦しみながらもその曲を弾くまでは頑張ったんだけど
首や肩の調子がおかしくなり、あえなく断念
(自分の演奏にも失望
そして私はその夢を長男に託したのでした・・・・・(笑)
今でも彼は趣味として暇な時はこの父のバイオリン弾いていますね・・



やっぱり二胡は、音域の制限もありどうあがいても
バイオリンにはかなわないと思います。
ただ、自由に滑音ができることや、
指板がないため弦への圧力で音程が変わることで
わざと曖昧な音が出せる、
そういうところが人の声に似てるとか言われるのでしょう·、
バイオリンに勝るものもたくさんあると思います。

私は数年前から股関節を悪くしていて、
座って弾けるというのもすごく有り難い要素です!



2013年01月19日 (Sat)
前回の記事を撤回いたします<(_ _)>

こちらをお休みいたしまして、
やっぱり使い慣れた忍者ブログで続けることにいたしました。
またよろしくお願いいたします<(_ _)>
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