· 北京筆記本 忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
北京から帰ってきましたが、がんばって細々と続けます。 よろしくお願いいたします。
2024年11月25日 (Mon)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011年12月18日 (Sun)
昨日は友達のうちに成都からビールが届くというのでお呼ばれ・・・
このビール成都でしか買えない原浆yuánjiāng(混じりけのない)啤酒。



普通のビールとは違う、最高のビール「青島啤酒原浆」。
酵母をろ過していない、高温または低温処理していない
醸造後期に発酵原液になにも加えていない
この3つのないが特徴で
最も新鮮な元来のビールといえます。     百度百科より


活性酵母をはじめ多くの栄養がビールの中に保留された状態のままで
口当たりの良い新鮮なビールというだけでなく、
消化吸収にもかなりの効能があるそうです。
1リットルのアルミ缶で賞味期限は1週間、成都でしか買えず
1本は80元(約1000円)です。

みんなで餃子を作って成都からこのビールを持ち帰る方を待つことに・・・

 

餃子もヘルシーじゃなきゃということで、有機小麦粉にほうれん草、人参を混ぜて
クリスマスカラーの餃子を・・・
他の料理の用意も整って届くのが待ち遠しい・・・・

 
                             2色が混ざってるのも・・・

そしてついに到着~



そのお味は・・・・期待を全く裏切らなかった
乳濁した少しとろみのあるような麦の香りが強い液体
さわやかでほんのり甘くあと味すっきり・・・

はかない1週間だけの命だけれど、
成都からはるばるやってきて、素敵な夜を本当にありがとう

             



PR
2011年12月16日 (Fri)
友達のうちの近くに宮保鶏丁(鶏肉とピーナッツを唐辛子とともに炒めた四川料理)
で有名な峨嵋酒家ができたというので連れて行ってもらいました。




ここの宮保鶏丁には精品(高級の意味)宮保鶏丁
普通の宮保鶏丁の2種類あり、
精品・・・のほうには3種類のナッツ(ピーナッツ、カシューナッツ、アーモンド)
が入っているのに対して
普通のにはオーソドックスなピーナッツのみ・・・。
値段は55元と38元?(忘れたけどだいたい・・・)の差。
普通のでも十分おいしいらしいけど
やっぱり精品・・という字に魅かれてしまう
レストランの雰囲気はどこにでもある中華レストランの感じだけど
美味し過ぎるよ~この宮保鶏丁
たれの味の深みと鶏肉の柔らかさ・・・60年の歴史を感じる~
今まで食べた宮保鶏丁は・・??って感じ(笑)


               



峨嵋酒家は上海、香港。マカオなどで腕を磨いたシェフ武鈺盛氏が
1950年に北京に開いた四川料理のレストラン。
峨嵋派川菜(川菜=四川料理)という独自の四川料理を作り上げ
時代の流れとともに新しいメニューも生み出しながら
その伝統の味を守って今なお健在の老字号(老舗)。

        

当時の京劇大スター梅蘭芳もここの料理のファンで
1960年にはこの書を送ったということ。互動百科より

スタイリッシュなレストランが雨後のタケノコのように
あちこちにできる北京のなかで
こういう店・・染まらないでずーっと伝統を守ってほしいですね


                 
         

      峨嵋酒家団結湖店      団結胡北口上(近瑞辰国際中心)




2011年12月12日 (Mon)
一度韓国人友が連れて行ってくれたnorth朝鮮政府直営の平壌珈琲
友達が行きたいというのでお連れいたしました
珈琲と言っても24時間営業で夜はパブになります。



お客さんはほとんどが韓国人なので
アンニョンハセヨ~で出迎えられたけど
中国語で返すと、美しいウエイトレスさんの眉間に皺が・・・
なにやら一番端っこの席に通されてしばらく待たされた後
中国語ができるウエイトレスさんがやってきて
「あなたたちは中国人ですよね??」って・・・
「あー中国人ではありません。」と答えると
「それではあなた方は・・・???」
「日本人ですよ。」
「・・・・・」
「あ・・前韓国人の友達がここに連れて来てくれて
 あまりにも皆さんがお美しかったんでもう一度拝見したいなーって思って・・・
「・・・・・・・」
日本人女性二人で夜来たってことだけでも怪しいのに
余計なこと言ってますます怪しまれた
監視カメラがばっちり光ってるよ~~


ここは毎夜喜び組の踊りや歌が見られるそうなんだけど
前回来た時は、ちょうど要人のところによばれ出前演奏にいったそうで見れず、
今回ももうすでに終わってしまってました
ウエイトレスさんに混じってチマチョゴリを着た人がいるんだけど
その人たちが多分そうだと思います。

ウエイトレスさんはnorth朝鮮の代表と言うことで
厳選されて送りこまれてるだけあって
どの人もほれぼれするほど美しい
中国語ができる方は若かりし清水美砂さんにそっくりで
品があってきれいでスタイルも良く・・・・女性の目から見てもほれぼれ~
韓国人男性はメロメロ~になって足しげく通う人多いらしいです。

ビールと数種のがっつりおつまみを頼んで・・・
前回も夜来たのですが明太魚の干物とか純粋なおつまみを食べただけなので
なにを頼めばいいかよくわからず、なじみのあるものをチョイス。




これはここの名物、辛くない白菜キムチ&キムチのハーフ&ハーフ。
複雑な味のキムチが多い中、あっさり自然な味ですごくおいしい!!



この海鮮チヂミ・・・今まで食べた中で一番おいしいかも・・・
中には玉ねぎがたっぷり入っていてなにやら懐かしい味、
あーそうだーこれってかき揚げの味~~焼いたかき揚げって感じ!?



マンドゥも
そのほか明太魚豆腐チゲもおいしかった!

友達と、ここはnorth朝鮮政府のメンツにかけ、きれいどころを集めて
韓国人にアピールしているんだから、
料理もまた喜び組に匹敵するような喜びシェフを集めてるんだよきっと
と言うことで納得。
料理のレベルがかなり高いことを発見したので
次は是非昼間しっかり食事に行きたいと思います。


お客さんが入るとすぐ店の入口のドアに鍵をするらしく
お客さんが帰る時にまた鍵を開けて見送りまたすぐ鍵を・・
ちょっと怖かった・・・








2011年12月10日 (Sat)
過去に数回自分の中で盛り上がったパッチワーク・・・。
もう何年針を持ってないんだろ…
作ったものや山ほど買い集めた布はほとんど日本においてきた・・・
                     (斎藤瑶子さんの布ばっかりでかなりしぶい)



    

今手元にあるのは実用的なポーチやペンケース、メガネケース
パスポート入れ、デジカメケースなどだけ・・・。

    

北京にはほんのすこーしのクリスマスの布だけ持ってきたんだけど
ふっとまた作ってみたくなった・・・・
以前作ったことのあるミニリースの型紙があったので
作ろうとしたんだけど、パッチワークの専門店などもちろんない北京では
なかなか材料がそろいません。

材料をそろえるのに奔走してしまいました


          

まずリースやオーナメントに詰めるパンヤ綿は
近くの南湖市場の布団や布団カバーをを作ってるお店でget!!
5元(60円)で山ほど買えました





小さいベルが必要で亮馬花市場に行ったけど、大きいものしかなく
この中のオーナメントについていたベルをはずして使用することに・・・。




2階はクリスマスムード一色です



必要な数種類のリボンは問題なく花市場ですべてそろいました。
質はかなり悪いけど問題なし(笑)
これは逆に種類が多すぎて選ぶのに頭が痛くなるほど・・・・



あとは金色のビーズを探し求めて紅橋へ・・・・
いつもネックレスを作ってもらうお店でたずねると・・・
「あー100個でも200個でもあげるから持っていきなー!!」って・・
ありがとう~~老板(社長)これもクリア






ほんの直径10センチほどのリースにミニオーナメントがついた
ささやかなリースがなんとか完成
ほとんどのクリスマスの布は大好きなデビーマムのものだけど
背に腹は代えられず足りないものはイケアで買った布を使用


          

      三つ作って二つは友達のお子さんへ・・・・
       喜んでもらえるといいな・・・

           

           



ところで中国でパッチワークの存在は・・・っていうと・・・

数年前インターナショナルスクールで
親が自分の趣味などをボランティアで教える・・というアクティビティーがあり、
どうしても教える人手が足りないというので、簡単なキルティングを
友達にも手伝ってもらって教えたことがあったんだけど、
その時参加した中国人の先生たちの反応・・・

欧米人にとってはあまりにもキルティングが身近な存在なのに比べ
中国の人たちの見方は・・・
なぜわざわざ布を切ってまた縫うの??
切らないで縫うと早いのに・・・
と純粋に不思議がってくれました
中国の人はこの気が遠くなるような細かい作業を
仕事なら別だけど、なぜ趣味のためにするのか理解に苦しむようです。
多分これからも中国でパッチワークは発展しないでしょう

今中国で根強い人気があるのはクロスステッチ・・・。
専門店はどこにでもあります。
出来上がったものを仰仰しい額に入れて飾ったりお祝いにプレゼントしたり・・・
私から見ると色を自分で選ぶたのしみもなく、
芸術性はあまりない気がするんだけど・・・・



    

      そのアクティビティで子どもたちに教えたアルバムキルト

今度私の中でまたパッチワークの大ブームが来るのは
きっと孫のものでも作りたくなった時かな(。・w・。 ) ププッ

でも目が・・・・・つらい

                      

2011年12月09日 (Fri)
近くにある那家小館というレストラン、
・・・とは明を滅ぼし清を築いた満州(=女真族、満州はもともと民族の名前で
日本人が勝手に土地の名前と勘違いした?と確か何かに書いてあった・・)
の代表的な名前の一つ葉赫那拉(イェホナラ)を漢族風に変えた名前です。
西太后(中国では西太后ではなく慈禧太后と呼ばれます)も葉赫那拉氏出身。
那家は代々皇帝に仕えた宦官だったそうで
200年あまりの歴史を持つ那家の家庭料理を基礎に、
漢民族の料理の特徴も取り入れてできたメニューを提供しています。

建国門にある那家小館は有名で何度か行ったことがあるのですが
近いのにここ大山子店は初めて・・・・     


              

満州族風のいで立ちで出迎えてくれます。

        



同じ四合院でも建国門とはスケールが全然違う~~
案内の人がいないと確実に迷ってしまいます



一番有名なのはこの秘制酥皮蝦・・・これを頼んでないテーブルは
まずないといっていい!代表的的な料理です。
ここの全体にちょっと甘めな料理の味付けは日本人にあってるかも。


       






一緒に行った中国の方の、なぜ満州(族)は衰退していったか・・とか
科挙にまつわる興味深い清の時代の話を聞きながら満州料理を味わいました
そしてここを作るのにいったいいくらかかったかとか
家賃はいくらだろうとかそんな話に・・・・

勝手な想像だけど、中国の人は隠れ家っぽいレストランって
外国人ほど好きじゃないみたい。
それにレストランのオーナーも最終的にはこういうどでかい富の象徴みたいな
レストランを作ることを夢見てる様な気がする・・!?
人件費が安い分リスクも日本より少ないんだろうけど
冒険心やチャレンジ精神は日本人をかなり上回っているかも・・・。

まさに中国を象徴するかのようなレストランでした!!


Prev92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102  →Next
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アーカイブ
プロフィール
HN:
nancy
性別:
女性
最新コメント
[02/02 nancy]
[02/01 kabu]
[06/16 nancy]
[06/08 うさぎ]
[03/09 kabu]
[05/27 kabu]
[06/08 りん]
[12/24 むっしゅう]
カウンター
ブログ内検索