· 北京筆記本 ちょい心配中国&日本 忍者ブログ
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北京から帰ってきましたが、がんばって細々と続けます。 よろしくお願いいたします。
2024年04月19日 (Fri)
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2011年11月18日 (Fri)
望京は人口30万人を擁する北京の副都心的な場所、
2014年にはすでに着工している望京SOHOも完成する予定で
リトルコリアから北京のビジネスの中心地のひとつとして姿を変えつつあります。
完成予定図     

       

緑化にも力を入れており、うちの近所には新しい公園がどんどんできています。
そのひとつ最近できたばかりのこの公園ですが、
ビルの谷間で目立たないこともあってか、人がほとんどいない・・・

そのうち大勢の人でゴミだらけになるであろうこの新しい公園、
朝の公園のこの一人(一匹?)占め状態を今だけでも十分楽しもう!!
といことで最近の朝の散歩はここです 


  
  

ああ~まるで都会のオアシス

と最初は思ってたんだけど・・・

公園の小道を明るく照らしてくれるはずのライトは・・・・



できて日も浅いのに、あちこちでこんな無残なことに・・・・









犬友のおばさんたちは、
こうして公共物を破壊することは、許しがたいことだけど
政府や社会に対しての不満や怒りを、こういう形でしか表わせない人たちが
大勢いることもまた中国の悲しい今の現実

と非難しつつも彼らだけを責めれないといった複雑な表情・・・

まるでこの公園は今の中国の縮図のようで、なんともやるせない気持ちに・・・・

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2011年10月16日 (Sun)
発展著しい中国は新語もどんどん増殖中・・・。
これ最近よく目にするこのことば・・・・(シュエンフーと読みます)。


                   

辞書にも載っていないけど、その意味は
富を見せびらかす、富を誇示する、富をひけらかす・・・って感じらしい。

北京の街もシュエンフーな人であふれかえっています

この二人の女の子もネット上でシュエンフーしたために
中国国内で大問題となったんです



一人目は郭美美
                             百度百科より

今年6月二十歳の彼女は中国版ツイッターで、
豪邸、数台の高級外車、ブランド品など自分のセレブ過ぎる生活を公開、
彼女が中国紅十字会(中国赤十字)の名前をつぶやいていたために
中国赤十字関係の会社の幹部の愛人である噂が浮上、
流用疑惑が沸き起こり、たちまち慈善団体、
とりわけ中国赤十字に対する信用がガタ落ち。
赤十字マークの献血ステーションでは献血しない!
という現象が今でも続いているそうです。



二人目は貴州の貧しい県(県は小さい市に当たる)の副県長の大学生の娘

    中国証券網より

この9月、彼女もまたミニブログで
エルメスやヴィトンのバッグを手にするぜいたくな生活を披露したところ大炎上、
なぜ貧しい県の副県長の娘が・・・ということで富裕層や官僚など権力者に対する
怨みや反発を持つネットユーザーの槍玉にあがりました。
慌てた本人は「これらのバッグはすべてタオバオのネットショップで
一つ90元=1200円で買ったにせもの」と弁明したそうですが
(もちろん嘘)すでに遅し・・・。
とうとう現地の規律検査委員会 (党員の規律違反を取り締まる組織)が
調査に乗り出すまでの事態となっているそうです。



日本では、貧しそうなお年寄りが大きな荷物を持って歩いているのを
代わりに持ってあげて家まで行くと、億万長者だった・・・
なんて話が昔からあるけど、
中国のお金持ちはきっと理解できないだろうな・・・

ブランドショップではヴィトンよりエルメスが売れるそうで
その理由は、ただ値段がヴィトンより高いから・・・だそうです

 専門家は「富のひけらかしはとても複雑な現象だ。その背景には、中国が長らく貧困と飢餓に苦しんできたことがある。また、高価な財産は社会的な地位の高さを象徴するという一種の感覚が中国人には根ざしている」と語る。

 某大学の経済学教授は「富を見せびらかす現象は、中国経済の発展の歴史がまだ浅く、中国の消費者心理がまだ成熟していないことを表している。中国では、裕福であることは社会的地位を測るための唯一の基準であり、人々はぜいたく品を身にまとうことで社会的地位の高さを表明したいのだ」と語る。
    人民網より



         なるほど・・・・
2011年10月08日 (Sat)
うちのマンションの管理会社は
すごく適当・・・って前々からみんな噂はしてたけど。

国慶節中事故があったということで2日ほどエレベーター3基がすべて止まり
その後は点検ということでその中の1基だけ
時間制で使えるという状態が続いています。
いつ完全に元の状態に戻るかわからないということ・・・・

         

マンションは3棟あるんだけど全て同じような運行状況。
朝は6時~9時、昼は11時~1時、夕方は5時~7時半、
夜は9時~10時半。
うちは21階なので下りはまだいいけど買い物して上りは無理
最上階は35階だから高層階はお年寄りや小さいお子さんのいる家庭では
絶対エレベーター運行時しかまず出かけられないでしょうね
エレベーターは上海〇菱のもので安心してたんだけど・・・

20数年前の中国ならこんなことくらいでは全然驚かないほど
しょっちゅうあり得ないことが起こってたけど
今の中国でこんなことあり

近所の顔なじみのおばさんたちは嘆く。

中国においては、マンション管理は運まかせと言えるようなところがあって
いくら住民がちゃんと管理費を払っていても
請け負った管理会社がそれをちゃんと管理に回すかどうかは
管理が始まってみないと分からない・・・
上海のビル火災や最近の列車事故や地下鉄事故も同じ・・・
つまり中間で搾取されて上のものが甘い汁を吸ってるってことらしい。
下で働く人はそれでもできる限り頑張って働いてる。でも限界がある。
どうしてもずさんな管理にならざるを得ない。
大きい事故でも起きない限りは、表沙汰にはならないし
文句を言ってももみ消される。
今回も多分今まで点検の費用を浮かせたために
起こったことじゃないかと・・・。

みんな怒りは爆発寸前だけど
「わかる??これが今の中国よ。お金がすべての拝金主義。
道徳なんてあったもんじゃない。以前はみんなが節度を持って生活してた。」
おばさんたちは悲しそうな目で訴える・・・・

今回のことで管理会社は来月から変わるそうですが
次もまた運任せ??
それにしてもエレベーターの時間に支配される生活って

2011年07月21日 (Thu)
北京でよく見かける光景・・・



ゴミ箱を回ってペットボトルやビン、段ボールを集める人・・・
北京のごみ箱はどこでもリサイクルできるもの、出来ないもの
2つ設置されているんだけど
実際それを守って捨ててる人は皆無・・・
政府は設置してることだけで安心してそれ以上は要求してないみたい( ̄▽ ̄;)!!



北京のあちこちに廃品回収の店(屋台?大八車?)があります。
うちのマンションの前にも回収のおばちゃんが毎日一日中こうやって座ってます。
ここで買い取ってくれるのは古新聞や古雑誌、ダンボール、ペットボトル・瓶・缶
家電・古靴・古傘・古衣料・ボロ布等なんでもOK。
ちなみにペットボトルは1本1角(1.2円~1.3円)って意外にいいお値段
20本集めると優に朝ご飯食べれちゃう・・



うちのご近所に朝早く近所を回って袋いっぱいのペットボトルを集めるのが
趣味?のおじいちゃんやおばあちゃんがいるんです。
私がゴミを捨ててもたちまち見に来て中を物色するので
最初はすっごく嫌だった・・・・
なんでそんな乞食みたいなことするの??って・・・・
でもそれを廃品回収で買ってもらってちょっぴりお小遣いを稼ぐのが
楽しみって・・・それは責められないですよね・・・
実際このおじいちゃんたちそこそこリッチな息子夫婦と一緒に生活してるので
生活に困ることは全くなし。
逆につらい時代を生きてきた年代なだけに
今のモノにあふれた中国に戸惑いを感じているかも・・・。




自分でゴミ箱を回っては廃品を集めるのを仕事にしてる人も多い。




うちはこうやって貯めておいて(ビール多いね
私が帰国中にうちの世話をしてくれる家政婦さんにあげると
いつもすごく喜んでくれてます。



日本で回収されたペットボトルは以前はほとんど中国に輸出してたけど
今では全くその必要がなくなったっていうのも理解できる・・
ペットボトルは再生されて、例えば糸などにして
衣類や布団などになったりするそうで
ビックリするような安い製品が日本でも売られるというわけです。
本当にこの国は環境についてどこまで考えてるのか!!って時々腹たつけど
廃品の回収率は(お金のためだけど・・)かなりいいようです。



2011年05月27日 (Fri)
今の季節・・・北京の街や公園の色とりどりの花々が目を引きます。
毎朝チョコリの散歩に行くとなりの公園も・・・・




美的感覚の国民性の違いはあったにしても・・・

道路の中央分離帯もよく手入れされてます。


それもこれも朝5時すぎころから働くこの人たちのおかげなんです。
(オレンジのベストは掃除や緑化担当の人のユニフォーム?です)

前の日からの道路のごみはこの人たちの手できれいに掃除され・・


花の植え込みはこの人たちの手で・・・


芝生はこの人たちの手で植えかえられます。
土が悪いし、冬寒すぎるから芝生が育たないのかな・・・
日本の芝生とは種類が全然違います・・・




このおっちゃんはひたすら芝生の苗の長すぎる根っこを切ってました~


彼らはこの車に乗って朝早くやって来て8時過ぎには
またこの車に乗って帰っていきます。
地方から出稼ぎに来てる人たちなんでしょう、
よくチョコリに話しかけてくれるけど訛りがひどくてまったくわかりません
あるときは大型トラックの荷台に何十人もの人が乗ってくることも・・・。

オリンピック誘致の時には枯れた芝生に緑のペンキをまいて
サラマンチさんたち御一行の目をごまかしたという話もありますが
最近は本気で緑化に力を入れている気はします。
こうした緑化や掃除専門の人たちが低賃金で働いてくれているおかげで
北京はまだ比較的きれいな状態を保たれるのですが
その反面、いつまでたっても環境に対しての意識は低いままのようで
大学で先生をしている日本人の知り合いが
環境というテーマで学生に作文を書かせたら、ほとんどの生徒の内容が
ゴミ箱にゴミを捨てる、ゴミを道路に捨てない・・・というレベルのものだったそうです。

想像を絶する人口の多さ、雇用問題など考えると
そう簡単にはいかないのかもしれませんが
まずはファーストフードで食べた物の片づけくらいは
自分でやる習慣をつけてほしいですね(笑)

後片付けをするのは従業員の仕事だから
その仕事を決して取ってはいけない・・・と言うのが中国の人の考え方のようです

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