· 北京筆記本 つれづれ北京 忍者ブログ
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北京から帰ってきましたが、がんばって細々と続けます。 よろしくお願いいたします。
2024年11月22日 (Fri)
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2012年03月05日 (Mon)
中国語と日本語・・・意外に似て非なる単語多いです

手紙トイレットペーパー
大丈夫男らしい男
汽車自動車
母親や目上の既婚女性のこと
愛人配偶者(夫または妻)
老婆


などいろいろありますが、今までで中国人に一番受けたのは・・・
我孫子=私の孫・・という意味ではあるのですが。
日本では千葉の我孫子(あびこ)・・千代田線の最終駅としても目にする
おなじみの地名ですが
これは中国人にとって自分の孫以外の人に使うときは、最高に人を侮辱する言葉で
この地名が日本にあるというと、まずおなかを抱えて笑い始めます
我孫子駅に降り立った中国人がその看板を見て、
呆然とプラットホームに立ちすくんだ
と言う話も聞いたことがあります
「この大バカ野郎」が駅の名前・・ということになるんでしょうか!?

この言葉もまた日本語と全然違います。
房東・・・と書いて日本語の意味は大家さん
大家・・・の中国語の意味は「みんな」です。
大家好・・というと「みなさんこんにちは!!」と言うことになります。
房東が大家さんである由来は、春秋時代の頃からあった東が主人で西が客という
ところからきているらしく、一般に家の東がお母屋だったからという説もあります。





うちの大家さんは天津在住。
もともと大家さんが息子夫婦のために用意した家なんですが
(中国では男性側が家を用意するのが常識です)
息子夫婦もお父さんの会社を継いで天津で生活することになったため、
仕方なく貸すことになったそうで・・・
外から見た感じしょぼいマンションだけど
家具はすべて紅木でインテリははアンティークっぽく
なかなかいい感じです



不動産屋さんを通して借りているにもかかわらず
何か問題があるとすぐ大家さんが駆けつけてくるんです
天津からだと車で2時間ほどかかるというのに
週末突然「何か問題ない??」なんて訪ねてきたり・・・
なんてことも・・・

今週も下のうちから水漏れしてる・・・というクレームがあり
大家さんに連絡したところ・・・・
早速大家さん夫婦+奥さんの妹の旦那さんという人まで来て
修理してくれました。
ご主人は仕事柄何でも修理できるみたいです。

             

大家さんの奥さんはペットのワンちゃんトウトウまで連れて来て
修理している間朝の9時から夕方3時まで
ずっと家で遊んで帰ったのでした

日本の大家と借主の関係を逸脱したあり得ない関係・・・・
でもこういうのいかにも中国らしくて好きな私です
このいい関係からか値上げが当たり前の今中国不動産事情なのに
この2年半値上げ要求なしですし・・・


大家さんのことは大好きなのに、トウトウとはウマが合わないチョコリ




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2012年03月03日 (Sat)
望京は白タク(中国語では黒車)とにかく多いです。
望京の中だとたいてい10元で行ってくれるので
公共バスとともに日常的に利用しています
市内管理・交通管理など多数の部門が連携して行っている
白タク撲滅運動はかなり前からあって
結構摘発もあるんですが(罰金1万元だそうです)
それでも北京から白タクがなくなることはあり得ないようです。
彼らもやはり地方からの出稼ぎで、
北京のタクシーの運転手さんは北京の戸籍がないとできないのに比べ
白タクの運転手さんはほとんどが地方出身者、
政府も見せしめで摘発はしているものの目をつぶっているところもあるようです。

            
望京の白タク撲滅スローガンの垂れ幕


白タクは2種類あって(私の勝手な想像です
①タクシーの数倍ふっかける・・・たとえば北京駅とか空港で待ってる
 悪徳な運転手。
②毎日コツコツ客引きをして相応な値段、またはそれ以下の値段で客を乗せる
 真面目な運転手。

私がいつもお世話になってる白タク運転手さんも後者の一人。
19歳から承徳でトラックの運転手などして10年前から北京で白タクの運転手を・・・。
韓国人の友人が紹介してくれたんですが、
自分の帰国時はもちろん、北京にお客さんが来るたび空港送迎、
長城をはじめ観光などは1日包車(貸切)と
特にこの十日あまりは毎日お願いしていました。
時間もきちんと守るし安全運転だし誠実な人柄にも絶対的な信頼を寄せています。

今北京は慢性的にタクシー不足・・・乗車拒否も日常茶飯事です。
人口増加にタクシー台数がついて行かず
今週月火とガソリンの価格高騰や渋滞などへの運転手の不満が原因による
2日間タクシーのストライキがありました。
またタクシーの値上がりも近いかもしれません

2006年までは赤いダイハツシャレードも多かったんですが
エアコンが付いていなかったこともあり
北京オリンピックを迎えるにあたって一掃され
7割は韓国現代、ほかにワーゲンなど色を統一したに生まれ変わりました。

    

ただこの白タクの運転手さん・・・時々公私混同で
自分の6歳の息子を一緒に乗せてくるんです
今日は奥さんが仕事でいないから見る人がいなくて・・・ということですが
私のことは姐姐(お姉さん)と呼んでくれるし
客人の荷物を運んでくれたり、時々近いところは
「今日はもうお金いらないよ~」なんていうときもあるし、
彼がいることで本当に助かっているので、
ま、大目に見るかと目をつぶることにしています

彼が言うには韓国人をはじめ外国人が便利な白タクを利用するのに対して
中国人は白タクに対してかなり抵抗があるのか、ほとんど乗らないそうです。



2012年02月06日 (Mon)
今日は小正月、旧暦一月十五日、元宵節です。
春節の最後を告げる爆竹や花火の音が北京中響き渡っています。
今年は春節を迎える爆竹や花火の音を聞けなかっただけに
今日この音を聞くとやっと春節を迎えた気分になってしまいました
やっぱりうるさいようで中国にはなくてはならないものなんですね
中国の人たちの気持ちが少しわかったような・・・・


うちの窓から見える光景です
遠くにも近くにもあちこちに花火が打ち上げられ爆竹の音が鳴り響いています。
窓のすぐ横に花火が上がる・・なんていうのもちょっと快感になってきました






今日は満月だけどお月さまは存在感全くないですね


春節の期間は十五日間なのですが、それは旧暦が「月齢」を基としていることに関係しています。月齢の周期は新月から始まり満月で終わる約十五日間で、旧暦の元日は新月で始まり、十五日後に満月を迎えこととなります。その月齢の周期をお正月(春節)期間としているのです。そして、春節の最終日には無事に正月を終えられることに感謝し「元宵(えんしょう)節」としてお祝いをします。元宵とは「最初の満月の夜」という意味で、その日の夜には一家団欒の象徴として、満月の形に似せた丸餅や団子を家族で食べる習慣があります。

来年は最後になるであろう北京での春節・・・
絶対ここで迎えようと思ったのでした

2011年09月12日 (Mon)
今日陰暦八月十五日は、中国の伝統的な祝日中秋節です。
どうして中秋節というのかというと
陰暦八月は秋季(秋季は七、八、九の三ヵ月)の中間にあり、
八月十五日は(八月は三十日間)はまた八月のまん中に当たることから
・・・だそうです。
中秋の夜は、月がもっとも明るく、もっとも丸く、月の光ももっとも美しい・・・・
はずですが、今日は朝から霧がかかって日中もずっと曇り・・・
お月見は期待できません

         

中国人は月の丸いのを団らんの象徴と見なし、
八月十五日を「団らんの節句」とも呼んでいるということですが、
中秋節と言えば・・・団らん・・ の前に月餅を想像するほど
8月末から街では月餅月餅月餅

今北京で一番多く売られているのは広東式月餅で、
あずきあんはもちろん、椰蓉(やしの果肉をつぶして、こしあん状にしたもの)、
蓮蓉(蓮の実をすりつぶしたもの)、
五仁(落花生、スイカのたね、くるみ、ゴマ、杏仁)、
蛋黄(卵の黄味)、牛肉あん、ゴマあん、
(エスカレートして)コーヒーあん、チョコレートあん等・・

箱も以前に比べるとずいぶん見映えがいいものが多くなって
捨てずに小物なんかを入れるのに利用できそうです(エコエコ)。



清の末期からの営業という老舗稲香村は缶入りもあり。


1個1個が仰仰しい箱入りなので派手に見えてもせいぜい8個入りくらいまでです。

  

   

親戚や友人の間で月餅をプレゼントしあうのはいいけれど、
取引先とかのお義理月餅も多いようで
みんなもらいすぎて食べきれないらしく、
チョコリの犬友のおばさんや中医の先生までもが、
「月餅好きでしょ??」と親切に(強引にともいえる
おすそ分けしてくれるものだからどんどん増えて(人-)謝謝(-人)謝謝
今日から少しずつ食べていきたいと思います

まずはオーソドックスな黒ゴマあんから・・・

        


2011年07月05日 (Tue)
今日は二胡のレッスンでした~
ちょっと弾くなり、また音色のことをかなり注意されました
趙先生も「はっきり言って試験を受けることはあまり意味ない。」
「それよりいろんな練習曲をもっともっと弾いて
音色の美しさを追究するべき!」って・・・
確かに・・・アップアップしながら弾く曲は、自分の音色など聴く余裕もない・・・。
級を取るために本末転倒になってることは分かっているんだけど

とにかく今月の9級の試験を最後の試験にすべく頑張って練習して、
それからはしっかり二胡に向かい合った練習をしよう・・・
そんな少しの決意を持って家路に就いたのでした



大学のある地下鉄复興門の駅の近くのあちこちで目についた・・・・
これ今の時期の風物詩・・・ですね!?



      地下道で・・・



      道端で・・・

これは蓮の花托・・・中に蓮の実が入っていてます。
蓮の実は乾燥したものは中国ではおなじみなんだけど、
生ってあまりお目にかかりません。
こうやって実を出して炒め物や揚げ物にするみたいで、
食感は生の栗みたいだそうです(写真撮るくらいなら買えばよかった)。
でもこれ売ってるおじさんたち、その辺の池で調達して来たっぽいですね、
どう見ても・・・

      

  
これは去年の夏円明園の蓮祭りに行った時の写真ですが
このシャワーの先みたいなのが↑蓮の花托です。
日本では昆虫のハチの巣ににているところから、
ハチス(蜂巣)の”チ”がぬけ、略されてハスになったということです。
極楽浄土の象徴の蓮・・・眺めてるとなぜか心が落ち着きますよね。

咲いているかどうかわかりませんが
今週、7~8月の間開催されている円明園の蓮祭りに行ってみます。

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