去年も今年も・・・・

去年帰国したばっかりの時誘ってただいたコンサートに・・・・



今年も行ってきました。
毎年のテーマはシルクロード。
その前に会場近くの隠れ家レストランへ・・・・

おいしい～！！


今年は琵琶とのコラボ、中でもこの曲は・・・・・十面埋伏
中国琵琶で最も有名な曲で、古典曲の範疇では最も難しいと言われる超難曲。項羽と劉邦との戦いを描写した曲で、覇王卸甲とは兄弟のような関係です。覇王卸甲が描くは悲劇、十面埋伏が描くは勝利の凱歌。

三国志遺跡巡りとともに、漢中中心に項羽と劉邦のゆかりの地巡りを
したことがありますが（韓信好きです）
この曲に当時の様子を重ね合わせました。


※コンサートとは無関係です。

久しぶりに船に・・・

五人で北京会＠みなとみらい


キハチでランチして・・・（これは↑お店のHP から）

ランドマークでお茶を飲んでから・・・


シーバスで横浜駅へ・・・
船？に乗るなんてなんて久しぶり。
海の匂いってやぱりいいですね。



ここで閔惠芬先生のお葬式に行った友達（先生でもある）から
その時のこといろいろ聞きました。
閔惠芬先生のお弟子さんは順番に昏睡状態になった先生のそばに付き添い、
数か月ずっとそばで見守ったそうです。
３０年前がんを患って以来お弟子さんは少なかったそうですが
それだけに先生を救いたいという皆さんの結束は固かったそうです。
私の友が言うには、閔惠芬先生ほどの方は、今後もう現れない、
そんな先生に直に伝授されたことをこのままにしてはいけない、
と改めて決意したということ・・・

そんな彼女の９月の表参道での・・・・
前半二胡、後半はバイオリン・マリンバなどの西洋楽器というコンサート。
中には楊琴の代わりにマリンバの伴奏で弾く曲もあるそう・・・
昔の仲間に懇願されて出演することを決めた14年ぶりという日本でのコンサートに
今からわくわくします♪

偉大な方

閔惠芬先生のお葬式の様子です。
二胡皇后閔惠芬追悼会挙行

私の先生も彼女の弟子としてインタビューを受けています。
これを見るとここまで偉大な方なんだと
再認識しました。

私もこれらの曲を弾いた時に曲を深く知れば知るほど
本当に感銘を受けました。
江河水
洪湖人民的心愿（ホンフーレンミンダシンユェン）

閔惠芬先生がいらしたからこそ
中国での二胡の芸術性が認められ、
日本にこんなにも二胡が普及したのでしょう・・・。

帰国後一年が・・・

ちょうど去年の今頃、帰国したんだ～としみじみ感じる今日この頃・・・・
でも中国に行くと、まるで違和感なくそこで生活している気分になるので、
両方に住んでる気がして不思議です。

昨日は二胡コンサートへ・・・・。

二胡界の明日のスターY君が最後の合奏に出るということで
いそいそと出かけていったのでした。
あと十年もしないうちにY君のデビューリサイタルが聴けるのではないでしょうか？？

私の先生にも、十数年ぶりに日本の二胡のコンサート・・・・こういう感じよ、
というのを見せてあげたかったのですが、
彼女は上海音楽学院の時の恩師であった闵惠芬老师のお葬式に参列しているので
日本を離れています。
帰国後またその話を詳しく聞きたいと思っています。

それにしても日本の二胡のコンサートは、ショーのようで楽しかったですね。
綿密に計画されていて、内容盛りだくさん。
お客さんが静かなのも、写真を撮りまくらないところも
新鮮でありました。

奇跡の一本松のバイオリンの演奏も・・・・

奇跡の一本松のヴィオラも展示。

【沉痛哀悼】著名二胡演奏家闵惠芬逝世 享年69岁

闵惠芬さんが12日朝亡くなられたそうです。⇒
彼女の死は中国音楽界の巨大な損失であり、その功績は
中国音楽界に永遠に残ることでしょう。
とニュースは伝えています。







洪湖主题随想曲

試験の課題曲で苦しみながら練習した思い出の曲ですが
闵惠芬さんが中国オペラの中の曲を二胡曲にされた代表作、
この曲を深く知れば知るほど、この曲に秘められた思いに、
そしてその表現力に圧倒されます。


安らかなご永眠をお祈りします。