· 北京筆記本 二胡 忍者ブログ
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北京から帰ってきましたが、がんばって細々と続けます。 よろしくお願いいたします。
2024年11月23日 (Sat)
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2013年01月25日 (Fri)
去年12月より私の二胡の先生は、


24歳、中国音楽学院で宋飛さんの弟子だった、
大学出たての彼です(後ろ姿、隠し撮り^^;)!
新街口の店の横を入った胡同の一室がレッスン室。
今、若い人は楽団は給料が安くて嫌がるようで・・・
ここ、蘇州科韻二胡の北京代理店で働きながら、演奏活動やレッスンしてます。
二胡の世界も日々変わっているから、
話を聞いてて、へぇ~~~ってこと結構あります。
しばらく他のことで忙しく、おさぼりだった二胡のレッスン(-_-)
!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )b頑張ります!!
ただレッスンの時・・・・
「この練習曲つまんないよ~京劇風にアレンジしちゃえ!」
なんて勝手に変えちゃったり、
江南出身の彼は江南の曲を弾き始めると自ら陶酔して
止まらない~(; ̄ー ̄A あの・・・私をお忘れなく・・

彼とはなんと、10月の上海国際楽器展で出会いました。
もともと新街口で顔見知りだったのが・・・・
科韻二胡のブースでばったり!!
「あれあれ??何やってんの~??こんなところで・・・」
「科韻二胡のオーナーとは同郷だから手伝いに来てるんだよー」って・・・。



科韻の二胡製作師李玉貴氏は、若干30代で
すでに数々の賞を受賞し、天才とうたわれているそう・・・
ここの二胡には斬新な刻印がされていたり、
鄧建棟氏と一緒に開発したオリジナル滑り止めが
貼られていたり・・・ちょっと違います。
鄧建棟氏モデル二胡試し弾き
 
 
そして人工皮二胡や、水晶二胡(アクリル二胡)、水晶琵琶、水晶琴・・・
新しいものに対しても積極的で、
実は私は最近ここでも人工皮二胡を作ってもらいました。
(店頭ではまだ売られていません、これは楽器展でのサンプル)

もうすでに上海の楽団の人たちからの注文が絶えず
1カ月以上待たされました。
皮を張るのに何回も何回も音色を試しては、やり直すそうです。
上海でもお会いしたんだけど・・・
工房の人工皮制作者は、特許も取っていて、いわば人工皮二胡の先駆者ですね。
こちらはお店に飾ってる水晶琴↓




民族楽器も変わって当たり前、
特に私個人としては、今後環境のためには
人工皮二胡は絶対に必要と思っています。
中国の人は、あと30年はニシキヘビ皮は心配ないというけど
じゃあそのあと二胡はどうなるの??⇒

     

それから・・
友だちの董さんの店に寄って・・・
彼女の店は、北京で唯一彼女の親友である王小迪氏の弓を置いてる店、
私も彼女に王氏を紹介してもらいました。
新街口に来たら必ず寄ってついつい長居してしまいます。

何種類もの二胡弦が所狭しと・・・・
大体中国の愛好家は、昔からの安ーい弦で弾いてます。

これらは↓高級弦。店ではほとんど売れないそうだけど
主に息子さんがタオバオで売るみたい・・・。

今やこの新街口でもタオバオに店持ってないところはほとんどないです。
中芸科技とファンファンは同じ会社、でも・・・
弦研究者朱鳳良氏の奥さんの名前を取って作ったのがファンファンなんだって~
董さんの店は新しいドイツOTTO社の金獅子弦の代理店になったということで、
意外にも紅龍よりちょっと安い・・・・\(~o~)/

私は民族楽器の知識は少なく、この日は彼女の解説で
いろんな楽器で遊ばせてもらいました。

お高ーい龍の彫刻のインド小葉紫檀二胡を拝んで、



中胡や・・・(下のはひょうたんでできた雲南の民族楽器フルス)

板胡や・・・

同じ板胡でもこれ↓は評劇(唐山あたりの劇)で使う板胡だって・・・
中国五大劇(ほかは京劇、越劇、黄梅劇、豫劇)のひとつ、深すぎるね・・・

高胡弾いて遊んで・・・



こちらは京劇になくてはならない三点セット↑京胡、京二胡↓月琴(真ん中)
       
楽しかった=*^-^*=♪


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2013年01月20日 (Sun)
帰国したものの大変忙しく移動も多かったりして、
日本では二胡には全く触らず・・・・

北京に戻り久しぶりに二胡を弾くと・・・・
「げっ!!こんな音だった??私の二胡??」
何とかしなきゃと思い、とりあえず弦を換えると・・・
(弦のせいではないんだけど・・・)
しっくりとはこないけど、なんだか新しい二胡みたいに新鮮な感じ?!
そして心機一転とちょっと弾いただけで、指に食い込むような弦のあとが痛い(ノ_・、)
また振り出しに戻り、一から出直しの感じです・・・
さぼらず真面目にやらないとね・・・

二胡の弦と言えば・・・
最近中国で出回りはじめたこれまで知るなかで一番高い弦・・・
       
その名もGOLDEN LION 金獅子
これはドイツのotto musicaいうバイオリンなどを扱うメーカーのもの。
台湾や北京・上海にはバイオリンショップがあるものの
日本にはないみたい。
中国のバイオリン人口を考えると中国進出は当然とも言えます。
ピラストロ紅龍・トマスティックに次ぐヨーロッパ製造の二胡弦としての地位を
確立しようとしているのでしょう?!
とりあえず一つ買ってみたので、来週辺り試してみようと思います・・・
値段からするとかなり期待

そういえば私も昔バイオリン習ったことありました~(^_^;)
大学を出て働いてるころ、知り合いに頼まれて
バイオリンのコンクールに出る小学生のピアノ伴奏をしていたことがあり・・・・
その子がコンクールのために弾いていた曲は
「ビバルディ バイオリン協奏曲 イ短調」
バイオリンをする人ならばだれでも一度は弾く曲です。
うちには父の古いバイオリンがあり・・・・
その曲にあこがれ、その曲を弾くことを目指して習い始めたのでした。
結果は・・・・何とか苦しみながらもその曲を弾くまでは頑張ったんだけど
首や肩の調子がおかしくなり、あえなく断念
(自分の演奏にも失望
そして私はその夢を長男に託したのでした・・・・・(笑)
今でも彼は趣味として暇な時はこの父のバイオリン弾いていますね・・



やっぱり二胡は、音域の制限もありどうあがいても
バイオリンにはかなわないと思います。
ただ、自由に滑音ができることや、
指板がないため弦への圧力で音程が変わることで
わざと曖昧な音が出せる、
そういうところが人の声に似てるとか言われるのでしょう·、
バイオリンに勝るものもたくさんあると思います。

私は数年前から股関節を悪くしていて、
座って弾けるというのもすごく有り難い要素です!



2012年11月18日 (Sun)
前は1週間に一度は来ていた新街口も
知り合いの楽器店の店主が北京を離れてしまったので
しばらく足が遠のき、気がついたら2ヶ月弱ぶりになってた・・・・
まだまだ二胡のことで、いろいろ教えてほしいことがあったのに・・・・(ノд・。)


何とも開放的なレッスンです\(◎o◎)/!
3時間くらいぶらぶらして、帰りに見たらまだレッスンしてた~
寒いのにがんばるね・・
教材は中高年の二胡ヾ(;´▽`A``
  




このおじさん、こう見えても弾いてるのはバッヘルベルのカノン

以前よりギターやバイオリンの店が多くなってきたような気がする。



ほんの間口が一間ほどの店に
所狭しと民族楽器が並んでるこの店が大好きだったのに


   
    洗練されたバイオリン屋さんに変わってた・・・・(ノ_・、)

じゃあ、この店で働いてた二胡弾きのお兄ちゃんは??
近所で聞くと、ちょっと先の二胡屋さんでまた働いてるって・・・・
よかった~ε=( ̄。 ̄;A 
この街から知り合いがいなくなるのはほんとにさびしいもんね(/ー ̄;)

南湖市場がもうすぐなくなるみたいに、
この街も北京から消える・・・なんていう日が来るのが怖いな・・・・


(゚o゚)ヨ(゚ロ゚)ロ(゚、゚)シ(゚・゚)クo(_ _)oペコッ♪
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2012年06月15日 (Fri)
ここのところ楽器街新街口に通いつめています。

日本から友だちが二胡を探しに来たのをきっかけに
今週は3回も・・・・・(~_~;)

今は何でもネットで買える中国だけど
これだけは無理でしょ・・・!?
いい音探し・・・

                

この街に同化して、この通りでいつか二胡を弾いてみたいと思っていたけど
意外に早く新街口路上演奏実現しました?!
二胡の試し弾きをさせてもらってるところを
友だちが写真を撮って、先日送ってくれましたヾ(;´▽`A``

         

   
あれこれ弾いて友だちの二胡を選んでるうちに
ついつい予定外に私もまた一耳惚れ?して1本買ってしまったのでした。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

ここにくると中国捨てたものじゃない(失礼)!と思える
大好きな街です。

あ~新街口のどこかの店で従業員で雇ってくれない??
年齢制限で引っかかるね(/_;)

2012年04月16日 (Mon)
今回北京に来て数人の二胡の先生に習いましたが・・・・

日本人に二胡を教えると一口に言っても先生はいろいろ。

●自分の演奏活動中心で派手なイベント好きだけど教え方は手抜き。
●エリートの音大の学生で日本人とだからと言って基本重視で妥協を許さない。
●優しくて熱心だけどある程度弾ければそれ以上要求しない。
●生徒がだれであろうと自分の理想の音色を要求する超厳しい先生。

なかなか自分の理想に合う先生を見つけるのは大変だけど
それぞれの先生から学んだことは大きかったと思います。
自分のレベル、弱点、そして目標もだんだん見えて来ました
残りの北京生活・・・どんな二胡生活を送るか今模索中です・・・

     

先日またある二胡の先生と出会いが・・・・

韓国人の友が紹介してくれた近所の日本人の方。
偶然にももう二胡を10年習っていらっしゃるそうで、
お互い、この出会いは運命的だね・・・と(笑)

「レッスンの時間に是非遊びに来て」・・・お誘いいただいたので
私も二胡を持って遊びに行くことに・・・・
            
彼女の先生は・・・・
日本で十数年サラリーマン生活されて、ジャーパンファンさんにも
会社を立ち上げるとき手伝ってほしいと言われたほど二胡の腕も確かなもの。
そんな先生なのですが、今は悠々自適の隠居生活(そんな年でもないけど)
されているそう。
数年前から山東省や海南島で質素な田舎生活をはじめ、
年に数回奥さんと世界中を旅してはたまに北京に戻ってくる。
北京人なのに「北京は人の住む所じゃないね」と。
蓄え(いっぱいあるんだろうけど)で生活しながら
自分を見失わない人間らしい生き方に
中国にもこういう方がいらっしゃるんだ・・・とちょっと感動

三人で2パートや3パートに分かれた二胡合奏曲を弾いたり
中国の歌謡曲を弾いたり・・・

      
      

そしてお昼は先生の奥さん、韓国人友もいっしょに
みんなで餃子を作って食べて・・・
(レッスンの時は必ず先生が餃子を作ってくれるそうなんです)
楽しいひと時を・・・。
こんなレッスンもあるんですね~次回も是非参加したいです


韓国人友の作った餃子マンドゥ・・・
私もどうしても中国風は慣れなくて
日本風の餃子の形になってしまいました・・・・
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